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本郷館 全体
京都から帰って来てからいまいち体調が優れなかったので行く気はなかったものの、長らく取り壊し問題で揺れていた本郷館がついに明日から取り壊しが始まってしまうし、なんだか今日はとっても涼しい・・・ということで見に行ってきました。

本郷館は明治期に作られた大規模な下宿屋さん。最大の特徴は木造で3階建てなこと。
今の建築法では木造3階建てだと許可がおりないということで、一度壊してしまうともう2度と建てられないという意味でも貴重ですが・・・やっぱり壊されちゃうみたいですね。
署名活動などもありましたが抗うことできず。
本郷館 窓本郷館 塀本郷館 側面本郷館 塞がれている

今日は最後の日とあってか、見学者が結構集まっていました。三脚をセットして本格的に撮影しているおじさんもいましたが、全体的には若い人が多かったような?
「下(基礎)はレンガなんだね。ってことは頑丈なの?」「いや、レンガだから脆いんじゃない」
・・・なんて会話からすると、建築マニアより、普通の人(?)が見に来ていたような。
前日、前々日に新聞に載ったので、それを見てみんな来たのかな。

本郷館 唐破風「(古い注意書きを見て)住んでる人がいますって書いてあるけど、どこから入るんだろうね」
と言っている人もいました。
唐破風の入口が塞がれていたので分かりにくくなってたのですが、最後の住人はいつまで住まれていたのでしょう。


3階建てだからというだけでなく、月日の流れが生み出す存在感が醸し出されていました。
坂の下から見ると鋭角でとんがってます。窓もいろんな形があり、壁もでこぼこと均一でなく、建物の歴史が刻み込まれているかのような。
取り壊して、その後何が建つのでしょうかね。。。
本郷館 坂の下から

近所の求道会館や宮前青果店では街角展示「わたしの本郷館」が開催され、本郷館の写真や思い出を語る文章などが展示されていました。
求道会館宮前青果店

(建築データ)
竣工 :1905年(明治38年)
所在地:東京都文京区本郷6-20-3
構造 :木造3階建て
備考 :2011年8月1日取り壊し

鳳明館(今日のおまけ)
本郷館の向かいには「鳳明館」という登録有形文化財の純和風旅館があります(画像奥は本郷館)。
1泊だいたい4000円台~7000円台。
素泊まり・バス・トイレ無しというのは今どきではないかもしれませんが、趣深くていい感じです。
泊まってみたい気もしますが・・・なにせ自転車で来られるところに住んでますから・・・(^_^;
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