矢来能楽堂に行くついでに、前からずっと行ってみたかった東京理科大学近代科学資料館にちょっと寄ってみました。

●東京理科大学近代科学資料館
近代科学資料館 復元
近代科学資料館は近代建築ではなく、復元建築です。明治39年に建設された東京物理学校の木造校舎を復元した物で、故二村富久氏(二村化学工業の創業者で東京物理学校理化学部の卒業生)の御寄付により、東京理科大学創立110周年を記念して平成3年11月に建設されました。
もとが明治の終わりのものということで、いかにも擬洋風建築っぽく、オーダーや持ち送りなんかはあるけど、屋根は日本瓦。

近代科学資料館 オリジナル 近代科学資料館 オーダー

近代科学資料館 案内中は1階が常設展で、そろばんや電卓、パソコンなどが展示されています。なつかしの国民機PC-9801なんかも! うちの実家にもまだあるよ!(親が捨てろとうるさいが・・・)。
2階は去年から展示室になったようで、特別展のほか、東京物理学校の備品なども展示。
まあ、地味~な資料館ですが、無料ですし、椅子もトイレもあったので、ひと休憩するにはいいかもしれません。

(見学データ)
住所    :東京都新宿区神楽坂 1-3
開館時間:10:00~16:00
開館日  :火曜~土曜
入館料  :無料

●アユミギャラリー(旧高橋建築事務所社屋) 
近代科学資料館から矢来能楽堂は意外と遠くて、20分くらいかかっちゃいました。
その途中で見つけたのが、こちら。
東西線神楽坂駅のすぐ近く、コンビニの隣にある洋館です。ちょうど、能楽堂でもらった「九皐」という会報にも紹介されておりまして、昨年登録有形文化財になったようです。
竣工は1953年と、近代建築ではありませんでしたが、なかなか趣のある洋館でした。
今は貸しギャラリーになっていて、催しがある時には中に入れます。

アユミギャラリー

(見学データ)
竣工 :1953年(1993年改修)
所在地:東京都新宿区矢来町114
設計 :高橋博(改修設計:鈴木喜一建築計画工房)
施工 :直営
構造 :木造二階建て
備考 :平成23年3月18日登録有形文化財


小鍛冶(今日のおまけ)
矢来能楽堂で、初心者向けの「能楽のススメ。」があったので見てきました。
能全般と今日の演目の解説と楽器の解説、着付の解説、公演(狂言はなし)がワンセットになったもの。解説に90分かけているのですが、お話がおもしろく、長いという気はしませんでした。それに解説を聞いた後に見ると、自分みたいな永遠の初心者には分かりやすくて良かったです。
シテを演じた小島英明さんはまだ40代の方で、狐を演じた時の敏捷さが小気味よく、さすが若いなあ・・・とヘンなところで感心してしまいました。

演目の登場人物である三条小鍛冶宗近という人は実在の人で、国宝「三日月宗近」は東京国立博物館に展示されているくらいの名刀鍛冶でした。あと、祇園祭で必ず先頭を切る長刀鉾の大長刀もこの人の作なんだとか。祇園祭はここ5年くらい毎年見に行っているので、なんだか急に身近に感じられました。
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