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下書きを書いたままUPするのを長らく忘れていた人形町。
とりあえずUPしましたが、その後、(個人的には不本意な)街の移ろいもあったりして多少情報の差異がありますがご了承ください(何か情報ありましたらお知らせクダサイ)。
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今回は人形町交差点付近のみという、極めて狭い範囲をご紹介します。
それだけで成立してしまうのは、人形町に看板建築がとても多いから&飲食店が多いから、という証でもあります。

●みどりや靴店
みどりや靴店 全体

みどりや靴店 アップここはもう何年も閉まったままですね。人形町の交差点という、この上ない立地なのに空家のまま遊ばせているのが、なんとも謎です。まあ、日本和装のでっかい広告が出てるので、それだけで収入があるのかもしれません。持ち主は誰なのかな。。。
看板建築としては地味で上部に二代目帝国ホテルを思い出させるような意匠があるくらい。お隣は以前はメガネバスターというチェーン店でドン小西みたいなおじさんの絵が2階にどどーんと貼られていましたが、その後、リアットという、靴とかばんの修理店に変わり、前よりは建物の地肌が露出されております。

●COFFEE ロン
COFFEE ロン 全体

COFFEE ロン 2階リアットのお隣にあります。このお店だけ2階の上に半円形になっていますが、模様を見ると、みどりや靴店と同じデザインなので、みどりや靴店~リアット~ロンで一塊の建物ということが分かります。

お店のショーウィンドウにはたくさんの食品サンプルが置いてあって、見るだけでも結構楽しいです。
プリンアラモード¥700なんて、いかにも喫茶店っぽいし。

今まで通り過ぎるだけでしたが、今回初めて入ってみました。中は昭和ちっくな喫茶店。ご年配のマスターは蝶ネクタイが似合っています。
店内は赤を基調としており、シュガーポットも赤くてかわいらしい。
COFFEE ロン 店内1 COFFEE ロン 店内2

手渡されたメニューの表紙には、お店からのメッセージなるものが貼られてます。
「人形町で11代 天明元年(1780年)初代は馬具屋を営み、つづいて次に両替商そして唐物屋時代の流れと共に、COFFEE ロンになったのは昭和40年今から41年前です。
ロンの珈琲は英国皇室ご愛用の最高級豆ブルーマウンテンを使用したブレンド珈琲です。
41年変わらぬ味と香りをお楽しみ下さいませ。
又お食事はヨーロッパ風のポークカレー(650円)とロン特製のハンバーグ(850円)をお薦めいたします」

そうですか、そうですか。ではその珈琲とハンバーグを。珈琲は食後にお願いします。
程なくして供されたハンバーグセットはカップに入ったスープつき。付け合せはキャベツとマカロニ。
ハンバーグは丸いのが2個という、ちょっと珍しいスタイルですが。お味は・・・う? デミグラスソースは酸味があります。加えて、マカロニもなんか酸味がするだけ。ものすごーい薄いマヨネーズ味の酸味というか。スープは具沢山で味濃い目。
んー、なんか全体的に微妙・・・。これがイチオシというのはどんなものかと・・・。
COFFEE ロン ハンバーグ COFFEE ロン ブルマン

食後のブレンド珈琲は最初、苦味があて後は酸味。酸味がかなり強かったです。
コーヒーを飲むとき、自分は最初はブラック、次に砂糖、最後はミルクも入れちゃうという、ひつまぶしみたいな三段階をとることが多いんですが、ミルクまでいっても掻き消えない酸味でした。まろやかにならないまま、酸味とミルクが主張しあっててバランスが悪かったですね。これはブラックのまま飲むべきだったか。
COFFEE ロン サンプルふと、この酸味を愛しすぎて、あのハンバーグもマカロニも酸味が効いてたのかと想像してしまいました。

(店舗データ)
住所  :東京都中央区日本橋人形町1-19-6
営業時間:9:00~21:00
定休日 :日曜・祝日
TEL   :03-3664-0409

近代建築度 :★★☆
昭和レトロ感:★★★★
料理     :★★



●キリンヤ
キリンヤロンの向かいにある洋品店。こちらは近代建築ではないようですが、2階の窓脇の装飾が面白いです。
お隣は今、立替中で更地になっていますが、2012年4月くらいまであった、「カフェテラス・ワコー」が復活する予定です(工事が全然進んでない気がして心配ですが・・・)。
ホットケーキがおいしいお店はたくさんあると思いますが、ここのホットケーキはおそらく、日本で一番美しいフォルム。あの至福の形と焼き色を待ちわびている人も多いのではないでしょうか。
(追記)その後、どういう事情か、新しく出来たビルにワコーは入ることなくそのまま閉店となってしまいました。いまは「名代 富士そば」です。大きな交差点の角地ということでチェーン店には魅力的な立地なのでしょうが、チェーン店ばかりになると街の個性がなくなるのでちょっとがっかりです。

●QB HOUSE
交差点を明治座方向に進んだところにある、リーズナブルな床屋チェーン店。
4階建てだし、団地っぽい手すりなので近代建築ではなさそうですが、窓脇の4本の付け柱が妖しくいい感じ。
この右、3軒隣に老舗料亭「玄冶店 濱田家」が見えます。と言っても、大通りに面している訳ではなく、見えるのは背面。路地にある正面へ回り込めば、もうそこから別世界です。母の誕生日に大フンパツして招待したことがありますが、お祝いの時は予約時にその旨を伝えることが必須です! シャンパンをサービスしてくれました(笑)。
QB HOUSEのある通り QB HOUSE 3・4階部分


●洋食キラク(人形町2-6-6)
洋食キラク 洋食キラク メニュー
人形町には洋食四天王と呼ばれるお店があり、そのうちの一つ(ほかの3つは小春軒、来福亭、芳味亭)。
こちらも近代建築ではないのですが・・・かなり年季の入った建物です。
久しぶりにまじまじと見たら、とんねるずの番組の『きたな美味い店(きたなシュラン&きたなトラン)』コーナーで去年3つ星を取った表彰状が貼ってありました。ま~、確かに外観だけでなく中も狭くてボロいお店ですわ(失礼・・・)。
3つ星取ったのは、(角川書店や一澤帆布みたいな)お家騒動が起こった後の事のようですから、味は落ちてないということなのでしょうか。しばらく行ってないので分かりませんが、その騒動で主要の旧スタッフがここから分離して開店した「そよいち」が甘酒横丁方面にあります。
そちらのお店へ行くと、旧キラクの頃に見かけたどこの国籍か分からない(アフリカ系?)おじさんもご健在で、新しいけど懐かしい気がしてきます(笑)。

新生キラクもそよいちもビーフカツが名物。あとポークソテーがおいしいです。

●不動産 一誠
不動産 一誠  不動産 一誠 アップ
こちらは交差点を日本橋三越方面へ向かう通りにある不動産屋さん。2階のオーダーはドリス式に近いものの、看板建築にありがちな勝手な造りの柱(笑)。でもって、コーニスもありがち!ありがちな、まさしく勝手なラーメンなると模様。

お隣も装飾はありませんが、かなり古い建物です。長らくチケット屋でしたが、「じぱんぐ」という米粉を使ったパン屋&カフェ→「百姓一揆」という品のない真っ赤な居酒屋→「しまぎょうざ(沖縄餃子店)」→で、今回の撮影で気付いたら「南国屋台」に変わっていました(名前が変わっただけで中身は「しまぎょうざ」とほぼ同じのようです)。
・・・となかなか新陳代謝の激しい店舗、また変わるかもしれません。
(追記) その後、「南国屋台」も撤退(^_^;

ちなみにまたそのお隣の喫茶店、「かふぇ あっぷる(人形町3-4-13 )」はアールヌーボー調のドアガラスやランプ、ステンドグラス、木のカウンターなど、とっても良い雰囲気です。ちょっと値は張りますが、飲み物もケーキもおいしく、お客ごとに違うカップで出されるのも楽しみなお店。

堀留町のさんま全然関係ないんですが、帰り道、道路に焼いたさんまが落ちてました。
あ~~ビックリ。




(今日のおまけ)
日本橋 橋洗い不動産 一誠のある通りを交差点とは反対側へ5分ほど歩くと、日本橋に行き当たります。
毎年7月下旬には「日本橋 橋洗い」が行われ、2014年度は今日でした(例年11:00‐13:00頃)。
道路を通行止めにしてデッキブラシでゴシゴシ洗います。地元の商店街や会社のグループなどはお揃いのハッピを着て参加していて、それを見るのも面白いですよ。
なお、今年から新しい試みとして、8月2日(土)に形代(かたしろ)流しも行われるようです。
詳しくは→ http://nihonbashi-kita.jp/
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