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前回展示に引き続き東京ステーションギャラリーに行ってきました。

(プロローグ 辰野金吾と東京駅)
東京駅駅舎を設計した辰野金吾の弟子が描いたという、師の設計した建物(昔の工部学校、朝鮮銀行など、今はない建物がほとんど)を一挙に集めた絵が飾ってありました。
絵自体はあまり上手じゃなかったですが(失礼)、辰野金吾の設計だけで一つの街並みが出来てしまうというのはすごいです。
その隣に辰野がヨーロッパを留学していたときのスケッチブックが展示されていました。個人蔵ってかいてありましたが、これって以前、なんでも鑑定団に出てた品かな。。。

(第1章 丸の内の100年)
展示内容は、工事について・当時の丸の内界隈の建築状況、年代ごとのジオラマ、現在の東京駅の立体構造模型など。

1914年 丸の内模型 模型 点灯
建築学科の大学生が作ったというジオラマと模型は撮影可。
ジオラマは1914年・1964年・2014年と、3つの年代別に作られていて、三菱ヵ原と呼ばれていた所(1914年のにはジョサイア・コンドルの三菱1号館や曽禰達蔵三菱2号館も見られます)から発展し、やがて過密になっていくのが分かります。
彩色のないシンプルなジオラマですが、30分ごとに2分づつ展示室の照明を消してジオラマを点灯するという試みがありました。暗闇に明かりが灯るとちょっと幻想的。と、思ったら、隣のおじさんが「きれいだけど撮影する程でもない」と言い放ってます。必ずいるんだよね~、こういう人。こういう人の奥さんってきっと苦労するんだわよ・・・。

東京駅 立体構造模型天井から吊るされた模型も面白くて、普段から東京駅は広くて深くて大変だと思っていましたが、こうやって立体的に可視できると、改めてなんて複雑な駅なんだと実感。






(第2章 東京駅の100年)
いろいろ模型がありましたが、一番ツボだったのは、ドーム内の装飾や色まで再現してあるもの。干支のレリーフまできちんと造り込んであってミニチュアの世界でした。

ところで、東京ステーションギャラリーの展示を見るのはこれが初めてでしたが、案内や説明文がパネルではなく、重要文化財のせいか?、ペラッと紙で垂らされているだけなのが、なんだか新鮮。紙の下は留めてないから丸まってるし(笑)。
東京駅に関する新聞のコピーもペラッとたくさん展示されていました。
原敬首相が暗殺された日のものとか、「開業日、初めての乗客はたったの4人」とか。

(第3章 記憶の中の東京駅)
東京駅を描いた絵画や描写がある小説の一節が紹介されています。
美術展ではないので優れている絵画がズラリという訳ではなく、戦災で焼け落ちた跡の駅舎を大きなキャンバスに描かれているのは記録的な意味もあるのでしょうか。戦中にそれだけの画材があるのがビックリです。

(関連書籍)


東京弁当(今日のおまけ・駅弁)
東京駅100周年記念弁当については先日、→ 「東京駅開業100周年」 で紹介しましたが、構内の「駅弁屋 祭」などでは東京駅限定の「東京弁当(1650円)」というのも販売しています。

東京の老舗の味を集めたお弁当で、「浅草今半」の牛肉たけのこ、「人形町・魚久」のキングサーモンの粕漬け、「築地・すし玉青木」の玉子焼き、「日本ばし大増」の野菜のうま煮などなど。包み紙と同じデザインのポストカードがついています。







●東京駅開業百年記念 東京駅100年の記憶
会場  :東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1)
会期  :2014年12月13日(土)~2015年3月1日(日)
時間  :10:00-18:00  ※金曜日(1月2日を除く)は20:00まで開館 ※入館は閉館30分前まで
休館日 :月曜日(1月12日を除く)、12月29日(月)~1月1日(木・祝)、1月13日(火)
入館料 :一般900円 高校・大学生700円 中学生以下無料
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